10月1日(水) 映画「インファナル・アフェア」の試写会に行く。 一方の組織がスパイを送り込めば、もう一方の組織もスパイを送り込む。 そのスパイが、お互いに送り込まれた先で出世する。 でも、その出世の中で、元々所属している自分のボスに対する感情が変化していく流れは、人間として否定されるものではないと思う。
試写終了後に、後ろのカップルが『普通と違う終わりかたやったな。』という趣旨の会話をしていたが、確かに予定調和な話ではありません。
でも、それだからこそ訴えたい、観る人の心に伝わる感動もあるんじゃないのか? 司会のお姉さんは、『ハンカチのご用意を。』なんて紹介してたが、ハンカチは要らなかった。 でも、やりきれないと言うか、むなしいと言うか・・・ 私には、考えさせられるものがあった。
10月5日(日) 伊丹映像研究会の「えいぞう軒」(上映会)に行く。 ジャングルでの自主制作映画の無料定期上映会がなくなったので、「えいぞう軒」は自主制作映画を観る貴重な機会である。
10月6日(月) 映画「巌流島」の試写会に行く。
隣と斜め前の客の会話。 何か小声で言い合った後、 後列男性客(一人) 『スクリーンみえへんってゆうてるやろ。』(大きな声で) 前列女性客(カップル) 『こっちかって、みえへんのじゃ!』(より大きな声で)
前列女性客のお連れさんが、誘った相手に『なんかあったの?』と聞いたら、女性客は無言ながらも一応座り直す。
朝日生命ホールは後ろの方が案外観やすいのに、何でこの人達は、2〜3列目に座ったのか? 試写会会場で前の人の頭が邪魔になるのは、よくある事なのに。(私の前の席は、荷物置き場にされていたので、観やすかった。)
宮本武蔵よりも、その女性客の方が怖かったな。
内容は、テレビの2時間ドラマが豪華になった程度。 中川家が出演していた事に、気付かなかった人が多かった。暗い場面で1シーンだけだったので、分かりにくいが、入る時にもらったチラシに「中川家」載ってたぞ。
10月7日(火) 地元映画館で、「HERO 英雄」を観る。 (地元ローカル紙から頂いた、タダ券を使用。) そこは、終日「日本語吹替版」の上映だった。 よって、字幕を追う労力を、映像の美しさを観る事に費やす。
映像に関しては、十分堪能出来た。 重力を無視して、人がやたら飛びまくったり水面に浮いたりする作品はどうも苦手なのだが、深読みをさせない、観る者が話の展開についていくので精一杯な流れで、息が抜けなかった。
老人役の吹き替えといえば、やはり永井一郎さんなのか。もう一度観る機会があれば、今度は字幕版で、実際の役者の声を聞いてみたい。
10月8日(水) 映画「BAD BOYS 2BAD」」試写会に行く。 11月29日公開予定の正月作品を、今頃見せてもいいのか?と思って入場したのが、そんな心配は無用だった。
マイケル・ベイ監督とジェリー・ブラッカイマーのコンビで、上映時間が2時間半弱。 『長い!』と思うが、「彼らはきっと『俺達はここまで見せたかったんだ。』という意気込みで製作したに違いない」と感じ取りましたよ、私は。 世界観というか、スケールは同コンビが作った「アルマゲドン」や「パール・ハーバー」に比べると地味だと感じるが、作品自体は派手。 これを地味というのは、贅沢。カメラ何台壊れた事だろう?
下品なギャグは、許容の範囲内。 (観る人によってはえぐそうなシーンもあったが。)
帰り道のレストラン2階から、5分に一回のペースで「六甲おろし」の歌声が。お洒落な街には似合わない歌声。しかも、1番しか歌わない。「六甲おろし」には、2番、3番の歌詞もあるのに。 にわか阪神ファンの集まりだろう。
10月10日(金) 母校創立30周年記念の祝賀会に出席。 祝いの席という事もあってか、普段は厳格だとばかり思っていたPTA・後援会OBの方々まで、色々な祝い方をされていた。 私は三脚を抱え(時折、空のグラスを持って)会場内を行ったり来たり。回る予定のないテーブルの方からも呼び止められ、皆様方の学校を思う気持ちを一杯に感じ取る。 特に、現在も在職している教職員の方の中に、ユーモアに理解がある先生が二人もおられる事を知った私は、目のうろこが落ちる思いだった。 学校関係者の皆様の、意外な一面を知った。
第2代校長のは、一回り大柄になられていた。(それは、私も同じなのですが。) 逆に第2代教頭は、一回り小柄になられていた。 最初何方か分からない程だった。 面識がない先生を、3年の時の担任だと間違えて話しかけても、気さくに受け答えしてくれた。失礼な事をしてしまった。 古典の先生は、一目見てすぐ分かった。 在校時の印象は薄かったのに、おかしなものだ。 3年の時の担任からは、、私が同窓会報の編集を担当している事について、色々と聞かれた。(それは物好きだからだが。)
他にも酒を注ぎに来られる方が多く、余りお話出来なかった。 新聞部顧問だった先生は、活字文化には厳しい方で、私は反発したまま卒業してしまったが、祝賀会の席でようやく謝罪する機会を得た。 先生は人間が丸くなられたみたいで、活字の重要性について淡々と話して下さった。
最初、祝賀会に出席するのは気が引けたが、今は出席して良かったと思える。
10月12日(日) 久々の裏ジャングルイベント「スクープカフェ」に行く。
何を見たかは、忘れないといけないそうなので、思い出せない事にしておく。
10月14日(火) 道頓堀東映で、「●金の法 ○ル・カンターレの歴史観」を観る。 入って左側の儲さんらしき方々が3名座っていた。 その方々に、某所でもらった無料入場券を渡すと、特別鑑賞券と引き換えてくれた。 強制アンケートとかはなかった。安全だった。 「タイム・ラフティング ファイナル」は、便所近くのチラシ置き場においてあった。こっそりもらう。 ついでに、売店の所にあった、お好み焼き「千房」道頓堀店の200円引き券も頂く。 パンフレットは、500円です。買う必要はなし。
内容は、期待に反してまとも。 大前提となる、あの設定さえなければ・・・
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